新型コロナウィルス感染拡大の影響で在宅勤務が広まり、1年以上が経過しました。
長期間在宅勤務をするうちに、最初のうちと比べて緊張感がなくなりつい他のことをしてしまうということはないでしょうか?
そして一日の終わりに、集中できなかった自分に対する自己嫌悪と焦りを覚えている方も少なくないのではないでしょうか。
何を隠そう、私がそのような状況でした。気が付くとスマホを眺めてしまい、あと5分、あと10分と気が付けば夕方になっている毎日。
それから必死でアウトプットを積み上げたり、時には業務終了連絡をしてから深夜に作業をしたり…
そうなると、睡眠時間を削る⇨翌日の集中力も下がるというよくないループに陥ってしまいます。
せっかく家にいるのですから、なるべく短時間で仕事は終わらせて自分の時間を作る方が断然生産的です。
在宅だとついサボってしまう、そんな自分が嫌になってしまう。そんなあなたが、「自分まぁまぁよくやれているかも!?」と少しでも心が軽くなれるような対策と考え方についてご紹介します
こんな人に読んでほしい!
- ついつい、在宅勤務だと集中が途切れてしまう
- こんなにサボってしまう自分はダメ人間かも…と思い詰めてしまう
- 気が小さくてチャットアプリのステータスが離席中になると「あいつサボってる」と思われるんじゃないかとヒヤヒヤする
【前提】そのサボり、本当にサボりですか?
本当にサボりすぎていますか?
「テレワーク中の息抜き休憩はどれくらいとっていますか?」という質問に対して
お昼休憩を含めて「120分」
と答えた人が一番多かったそうです。(出典:オトナライフ)
どうでしょう、意外と多いと感じませんでしたか?
少なくとも、自分以外の人はお昼の時間以外ずーっと休みなく仕事をしているというわけではないのです。
所定労働時間分働かないといけないと思っていませんか?
出社していたら、決められている労働時間分働いていないといけません。
一日8時間が労働時間とされていた場合は、少なくともその時間は会社の自分の椅子に座ってなんらかの作業をしないといけないですよね。
在宅勤務では8時間椅子に座って作業をしているか確認している人はどこにもいません。
周りの人がどこで判断しているかというと、アウトプット、つまりその日の成果です。
働いていなくてもその日のアウトプットさえ出ていればオールオーケー。そう考えることができると思います。
アウトプットは出せている人
ここまで読んでみて、「自分は日々の最低限のタスクはこなせているな〜」と思ったあなた。そのままで大丈夫です。
ただ、やっぱり会社によっては業務時間中はやっている感を出さないといけないかと思いますので、以下のことだけ気を付けましょう。
レスポンスをする
チャットアプリで連絡が来たときは、即反応しましょう!
返事を出すのが難しいときは「イイね」をつけるなど、読んでいるアピールをすることが大事です。
もちろん、お怒りのメッセージに「イイね」をつけたら火に油を注いでしまうので内容は確認しましょう(笑)
報告はちゃんとする
その日、自分が決まったタスクを消化しているということはきちんと共有するようにしましょう。上司、周りへの報告は”セーブポイント”です。
とにかく集中できなくて、アウトプットが出せない人へ
アウトプットが出せないほど集中できなくて困ってるのに!と思った方。大丈夫です。
まずはあなたの業務の邪魔をしているものは何かを考えてみましょう。
ついついほかのものを見てしまう場合
スマホですか?漫画やテレビかもしれませんね。
はっきりしているならば、まずは物理的にそのものから離れましょう。別の部屋に置いておくのもよいと思います。
ついついスマホをいじってしまうなら、iPhoneの場合「設定」→「スクリーンタイム」から曜日ごとに使用時間の制限をすることができます。
例えば、9:00~17:30を休止時間として設定すれば、その時間はアプリなどの機能を触ることができなくなります。
ほかのことを考えて止まらない場合
「終わったら何を食べようかな~」や「あ、あれがほしいな~」と仕事には関係ないいろんな考え方が浮かんでは消えてしまう場合、おすすめなのは手元に紙とペンを置いて思い浮かんだことをとにかく書きつけるという方法です。
紙に書くととりあえず頭から出ていくので、思考がすっきりします。
仕事が終わったら、紙を見返して改めてほしいものをAmazonをチェックしたり食べたいもののレシピを調べましょう。
ぼ~っとしてしまう場合
なんだか集中できないという場合は、「ユージン・シュワルツの33分33秒の法則」という時間管理の方法を試してみるとよいでしょう。
これは33分33秒集中した後に、休憩時間をとるというサイクルを繰り返す方法です。
コピーライターをしている方から教えてもらいました。
この方法には、以下の通りいくつかのルールがあります。
- 時間中は何があっても席を離れない
- 本来の目的(仕事)以外のことをしない
- 飲み物を飲むのはOK
- 座っていれば、何もしないのもOK
- 時間がたったら、たとえキリが悪くても立ち上がり休憩をとる
なぜ33分33秒なのかはわかりませんが、時間を決めると決められた時間までは頑張ろうと思うことができます。
また、キリがよくないところでむりやり中断することで、次に作業を再開するときも着手のとっかかりが掴みやすいです。
私は100円均一で購入したキッチンタイマーを使用して時間を計測しています。
33分が短すぎる場合は調整して、自分がちょうど良い時間配分を探ってみてください!
まとめ
以上が、在宅勤務で集中できない時の対策と考え方です。
在宅勤務は、アウトプットさえ出ていれば大丈夫。あまり思い詰めないでください。
むしろ、出勤時間や余計な身支度の時間、人間関係に煩わされることのないボーナスタイムです。
仕事はチャチャっと終わらせて、自分のために時間を使いましょう!
以上、おくずちゃんでした。
コメント