「文系卒でも大丈夫!ゼロからでもきちんとSEに育てます!」
その言葉を聞いてIT業界への就職を決めたけど、なんだか不安になってきた…入社する前に何か準備できることがあったらしておきたい!
そんな真面目なあなたを伝えしたい「現役エンジニアが考える入社前にやってよかったこと・やっておけばよかったと思うこと」をご紹介します。
結論は以下の5つです。ひとつずつご説明します。
- ITパスポート受験
- 英語の勉強
- 多少のプログラミングの勉強
- 運動の習慣をつける
- 自分の長所を見つける、伸ばす
この記事を書いている人
私も、文系卒でIT業界に入りました。大学生のころの私のパソコンの使用用途と言えば以下のようなものでした。
- Wordでレポートを書く
- Excelで簡単な表を書く(関数も簡単なものだけ)
- 一日中Youtube
- インターネットで調べもの
内定時点ではパソコンの本当に基本的な操作ができる程度で、もちろんプログラミングなんてしたことがありませんでした。
入社後、新人教育でプログラムを学んでから実際の業務につきました。
途中で会社は変わりましたが、丸7年SEの仕事を続けています。
もちろん辛いなと思うこともありましたが、以下の通りそれなりに順調に評価もされて、7年間お仕事を続けられています。
- 全社員の中から選ばれて表彰された
- 新人教育を任される
- プロジェクトリーダーを任された
内定~入社のうちにやったこと
そんな私が、内定から入社までの間に実際にやったことの中で、やってよかったと思うことについてご紹介します。
ITパスポート受験
まず一つ目は「ITパスポート」という資格の受験です。
ITパスポートとは、CBT(Computer Based Testing)方式で受験ができる国家資格です。
CBT とは、試験会場にあるパソコンを使用して個別に受験ができるような方式です。
この資格を持っていると、ITに関する基本的な知識を有する人であるということが証明できます。
この資格がおすすめな理由は、ITに関する知識を非常に体型的に学べるからです。
受験する人も多いので、わかりやすい参考書がたくさんあります。
ITに関する包括的な知識が範囲となっているので、何から勉強すればよいかわからないという人には最適の入門書になります。
今は新型コロナウィルスの影響で実際に受験しに行くのは厳しいかもしれません。
しかし、試験に合格しなかったとしても勉強したことは必ず糧になります。
英語の勉強
プログラミング言語の文法は英語に近いものがあります。また、ITの仕事をしていると、英語に触れることがあります。
例えば、以下のような場合です。
- プログラミングの手法について調べた際に英語のページしかヒットしない時
- 英語の論文調査が必要な時(先端技術系の案件で多いです)
- プログラムがうまく動かなかった際のエラーメッセージを解析する時
今はGoogle翻訳やDeepLといった自動翻訳ツールも充実しているので、困ったときはそれらを利用することができます。
しかし、簡単なものなら自力で読める状態にしておいて損はありません。
多少のプログラミングの勉強
私はIT企業に就職すると決めたのが大学4年の8月だったので、後期の講義で「プログラミング入門」という名のついた授業を探して受講しました。
正直、その時は理解できないことも多かったです。
ただ、本当に全く知らない状態でいきなり入社するよりは、多少ソースコードを見たことがある状態でスタートできてよかったなと思っています。
私はたまたま通っていた大学でプログラミングの授業を見つけられましたが
お金をそこまでかけなくてもプログラミングを学ぶ方法はたくさんあります。例えば以下のようなものです。
Udemyは時々セールをしていてお得に講座を購入できるので、そのタイミングを見計らうのがおすすめです。
本も動画も一長一短があるので、組み合わせて学びましょう。
やっておけばよかったなと思うこと
次に、私がやっておけばよかったなと思うことについてご紹介します。
運動の習慣をつける
想像がつくかもしれませんが、プログラマーの仕事は座り仕事が中心です。
忙しいときには残業時間が長くなることもあります。
そのため、腰痛や肩こりを抱えている人は多いです。
また、太ってしまったり体力が落ちてしまうこともあります。残業時間が長いときは体力勝負です。
そんな中で、いつ見ても元気だなと思う人はやはりもともと運動の習慣があって体力がある人です。
働き始めるとなかなか運動する機会がなくなってしまうかもしれませんが、運動の習慣を継続することが大事です。
自分の強みを見つける、伸ばす
入社すると、同期には大学や専門学校でプログラミングを学んできた猛者たちがたくさんいるでしょう。
先輩には、素晴らしい素養とセンスを持ち合わせたスーパープログラマがいるかもしれません。
そんな中で、プログラミングスキルだけで勝ちに行くは正直難しいと思います。
しかし、そんな即戦力な人たちに交じって未経験で文系のあなたを採用した理由が絶対にあります。
また、それは逆にプログラミングをガッツリしてきた理系の人は持っていない良い部分である可能性が高いです。
私の場合は「人に関心を持てること」でした。
確かに周りのSEと比べると、私は人に興味があって、面倒見も良い方でした。
そこが評価されて新人教育を任されるところにもつながったのだと思います。
そのように、あなたが期待されている、あなたを採用に至ったまでの長所があります。まずはそれが何かを考えてみましょう。
そのあなただけの長所を伸ばすことで、プログラミング+αを持った人材を目指しましょう。
まとめ
以上が、現役エンジニアが考える入社前にやってよかったこと・やっておけばよかったと思うことです。
「文系でも大丈夫!」というのは決して嘘ではありません。文系卒女子SEはたくさんいます。
みんなそれぞれ、自分の良さを生かして仕事をしています。
また、何か入社前にしておいた方が良いかな・・と不安になって検索してここにたどり着いたあなたなら大丈夫!
事前にできることはやろうとしている前向きさ、わからないことは調べてみるマインドは必ずあなたを助けてくれます!
おくずちゃんは、あなたを応援しています!では、また次回!
コメント